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市場におけるメルの需要と供給

2015-01-07 20:23
しばらく経済学っぽい記事が続きます。

今回は、個人が市場においてどのように考えて行動するかと、
(メイプルの市場で)デフレが生じたときの影響を見ていきます。
分析を簡単にするために、個人は自己の満足を最大化すると仮定します。

まずは、個人がメルを需要するときのことを考えます。
ここでは、メルの入手効率を
  効率 = (入手したメルの量) ÷ (入手するためにかかったコスト)
と定義し、個人は最も効率の良い方法でメルを稼ぐと仮定します。
メルを得る手段は、
(1) 他人からメルを得る
(2) 他人以外からメルを得る(メルのドロップ、NPCへのアイテム販売など)
のどちらかです。
個人は、この2つのうち効率の良い方を選びます。
(ほとんどの場合、(1)を行う過程で(2)も生じますが、とりあえず無視します)
(1)だけを「市場でのメルの需要」と考えます。

さて、物価が下がった場合、個人の行動はどうなるでしょうか。
このとき、(1)の効率は落ちる一方、(2)の効率は変わらないと考えられます。
よって、物価が下がるほど、(2)を選ぶ個人が増えることになります。


次に、メルの供給側を見ていきます。
需要のときと同様、個人は最も効率が良くなるようにメルを使うと仮定します。
メルを使うときの効率は、
 効率 = (メルを使うことで得られる満足の程度) / (使ったメルの量)
と定義します。
メルの使い方も、
(1) 他人に対してメルを支払う
(2) それ以外 (NPCからのアイテム購入、スターフォース強化など)
のどちらかと考えます。
個人は、自分の価値観(どのようなことに満足を感じるか)と所得を考慮して、
(1)と(2)に使うメルの配分を決めます。

例えば、火力のみに関心を持つ個人ならば、
最も火力が高くなるように(1)と(2)を組み合わせます。

物価が下がった場合、メル供給者の行動はどのように変わるでしょうか。
(1)の効率は上がる一方で、(2)の効率は変わりませんから、
他の条件が同じであれば、物価が下がるほど(1)の割合が増えることになります。

まとめると、物価が下がるほど、
市場においてメルの需要は減り、供給は増えます。
物価がメルの需要と供給で決まるとすれば、
物価が下がるにつれて物価を上げる力(メルの需要減・供給増)が大きくなり、
いずれ物価の下落は止まります



ここで話が終われば楽ですが、経済はそう単純ではありません。
ここまでの議論は「時間が止まっている世界」のもので、
現実は時間の流れまで考える必要があります。
個人がデフレを予測しているとき、その行動はどのように変化するでしょうか。

今日より明日のほうが物価が下がっているとすれば、
メルの需要者は出来るだけ早くアイテムを売ろうとします。
場合によっては、アイテムの生産量を増やすこともあるかもしれません。
一方、メルの供給者は、市場でアイテムを買うタイミングを遅らせます。
これらの動きはすべて物価を下げる方向にはたらきます。
したがって、市場参加者のデフレ予測は物価の下落を加速させます


キリがいいのでここまで。長文失礼しました。
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